【プログラム】
【第一部】
<ショスタコーヴィチ>
1.2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品
2.映画「馬あぶ」よりロマンス
3.映画「馬あぶ」よりタランテラ
4.ピアノトリオ 第1番 op.8
【第二部】
<ピアソラ>
ブエノスアイレスの春・夏・秋・冬 |
【コンサート内容】
スターリン独裁時代、自己の求める音楽と体制の求める音楽との狭間で苦しみ続けたショスタコーヴィチとアルゼンチンに生まれ自己のタンゴを追求し、『タンゴの破壊者』とも揶揄された作曲家ピアソラ。
彼らの葛藤に満ちた軌跡をたどる。
第一部は前衛的な音楽を作った作曲家としても知られる一方、数多くの映画音楽を残したショスタコーヴィチのユーモアと体制への皮肉がちりばめられた小品、そして17歳のときに作られたピアノトリオ第1番。
第二部からは、場末の居酒屋で艶めかしく繰り広げられるタンゴの世界と、個性的な色づかいが印象的な映像作家である長沼里奈(映蔵庫)の映像をあわせてアストル・ピアソラ一色の世界を再現する。

【出演】
大高紫乃
(ピアノ) |
ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学大学院を審査員満場一致の首席で修了。
第3回オストゥーニ国際ピアノコンクール(イタリア)入賞。
第2回若手音楽家のためのオーディション第2位。
2003年より現在に至るまで、ベルリン・フィルのメンバーからの直接の依頼により定期的に共演。
国内外での数々のソロ・リサイタル、オーケストラとの協演、室内楽では、ベルリン・フィル、
ハンブルク北ドイツ放響などのメンバーと共演、世界トップアーチストからアンサンブルピアニストとして絶大な信頼を得ている。 |
高杉奈梨子
(ヴァイオリン) |
北海道教育大学札幌校芸術文化課程音楽コース卒業。ヴァイオリンを片山淑子、浦川宜也、内田輝、市川ヴィンチェンツォの各氏に、室内楽を内田輝、文屋治実の各氏に師事。2007年度ウィーン音楽ゼミナール協会主催春期国際コースにて、E.チェンコフスキー氏に師事。2004年札幌市民芸術祭新人音楽会にて奨励賞。キタラのスプリングコンサート等に出演。PORTA弦楽四重奏団、アンサンブル・エルヴェ各メンバー。ヤマハヴァイオリン講師。 |
中島杏子
(チェロ) |
東京芸術大学卒業。チェロを川崎昌子、河野文昭、北本秀樹の各氏に師事。第4回KOBE国際学生音楽コンクール奨励賞、第10回札幌ジュニアチェロコンクール優秀賞、および山藤賞受賞。在学中,トリトン・アーツ・ネットワーク主催『若手演奏家のためのアドヴェントセミナー&クリスマスコンサート』、'03別府アルゲリッチ音楽祭, PMF(パシフィックミュージックフェスティバル)'03,'04などの音楽祭に参加。2004年10月〜11月、東京天王洲アイルにて『ナインthe Musical』にストリングスとして参加。2008年10月よりドイツ・ケルン音楽大学アーヘン校修士課程在籍、ラウレンティウ・スバルツィア氏に師事。 |
長沼里奈
(映像) |
札幌を拠点に活動する映画制作団体『映蔵庫』を主宰。
代表作『丹青な庭』(02)は映画発祥の地、南フランスのリヨンにて開催されたAsian Cinema & Culture Festival 2002正式出品、
ゲストとして渡仏。独特の色彩感で描く世界観を活かしライブや舞台の映像演出、また写真とコラボレーションしたインスタレーションなども展開。最新作『まぶしい嘘』(07)は函館港イルミナシオン映画祭2008正式出品。
映画にちなんだシチュエーションや独自の演出の中で行う上映スタイルは定評で、札幌芸術の森でのプレミア上映や「さっぽろ映画祭2008×映蔵庫」として映画祭とのコラボレーションも行っている。
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